茅田砂胡作品年表2


☆茅田砂胡作品年表☆

(2002〜2008年)




2002年

「レディ・ガンナーの大追跡(上) 」
角川書店・角川スニーカー文庫
2002年1月1日発行
定価476円+税
イラスト:草河遊也


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★ウィンスロウ家のお嬢様キャサリンは、旅先で知りあった風変わりな用心棒四人組に魅せられ、そのひとり、「蜥蜴」のベラフォードの似姿を、美術の授業で描いてみた。 しかし、彼ら用心棒たちの、動物に形態変化する能力に注目していた、秘密結社がこれに気づいたから、さあ大変。 キャサリンは、自らの不注意がひき起こした大騒動に、父親が止めるのを振りきって、ふたたび飛び出した!痛快無比のアドヴェンチャー・ストーリー第2弾。
<目次>
1〜8
あとがき


「レディ・ガンナーの大追跡(下)」
角川書店・角川スニーカー文庫
2002年2月1日発行
定価514円+税
イラスト:草河遊也


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★ウィンスロウ家のキャサリンは、秘密結社に狙われたベラフォードを助けるために、ゲルスタンへと旅立った。
しかし、最初に訪れたライエ州で、彼女は異種人類に間違われて捕らえられてしまう。
その州は、住民全てがアナザーレイスに対して、強い偏見と敵意を持っていたのだ。
領主の城館に虜囚となったキャサリンは、そこで意外な人物と出会うのだが…。
型破りのお嬢様の大冒険は、用心棒四人組を巻きこんで、さらにヒートアップ。
<目次>
9〜21
あとがき


「暁の天使たち」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2002年3月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華
口絵:高梨かりた


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★菫の瞳に銀の髪、すさまじく礼儀正しい天使と緑の瞳に黄金の髪のおそろしく口も態度も悪い天使、そして黒い天使。3人の破天荒な天使たちの想像を絶する物語。
<目次>
1〜11
あとがき

待望の新シリーズついに開幕。
そう。まったく違う世界が舞台だけれど、これはある意味『デルフィニア戦記』の続編でもあり、なんと『スカーレット・ウィザード』の続編でもあるという、ものすごい物語。
『スカーレット・ウィーザード外伝』に書かれていたように、たぶん、基本は<学園モノ>(笑)
この世界での常識を身につけていくため、ひとつの星全体が巨大な教育機関であり通称「連邦大学」と呼ばれる惑星ティラ・ボーンの中等部に通い、寮生活を送ることになった、シェラとリィから、物語は始まる。 もちろん、平和なだけの学園生活など、彼らに送れるわけはないんだけれど(笑)

「暁の天使たち」
2002年3月25日発行
定価900円+税
イラスト:高梨かりた


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★えーと。上記の『暁の天使たち』には、初版の発行年月日は全く同じなんだけど、異なるヴァージョンが存在します。
実は、こちらのカバーのものが、本当の意味での初版。
イラストレーター、高梨かりたさんのホームページ『紀元前手工芸』のギャラリーにある「黄金の塔」という作品を見た茅田さんが、あまりにもキャラのイメージにぴったりのイラストだったため、瞳の色などを少し変えて描いてもらったもの。ほんとに、ぴったりで素敵な絵です。
版元の中公さんをはじめ、ほとんどの書籍販売サイトでは、初版のときの情報を登録してあり、よほどのことがないと、いちいち変更などはしないので、たいていのサイトには、この画像が掲載されていますが、実は、現在流通してるのは、2巻以降のイラストを担当している鈴木さんが描いた上記のイラストのもの。
やはり統一した方が見栄えがいいということなのかな?
これから増刷されるのは、上の鈴木さんヴァージョンのみになると思われるので、この高梨かりたさん画の『暁の天使たち』は、そのうち「かりた天使」とか呼ばれてレアものになるかもしれないですね(笑)今なら、まだ市場に出回ってないこともないので、この絵のイラストの本が欲しいと思われる方は、早めに買っておかれた方がいいかも。

「神々の憂鬱 暁の天使たち2」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2002年7月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★異世界から来たシェラにとって<この世界>は科学という魔法が何でもやってくれる驚異に満ちた場所だった。しかし彼は知っている。特殊な魔法を――魔法惑星ボンジュイの存在を。
<目次>
1〜12
あとがき

初版当時は、この巻から、イラストが鈴木理華さんに。
このイベントのポスター(ようなもの)に使わせてもらったくらい、この2巻のカバーイラストは好きですねー。13歳のリィとシェラ。
鈴木理華さんは、茅田さん関連の仕事の前は、「モンスターコレクション」というトレーディング・カードのイラストを多く手がけてこられた方。
こちらで一部紹介しています。⇒「モンスターコレクション・カードセット鈴木理華」

「海賊王の帰還 暁の天使たち3」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2002年11月30日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★キングの再生体が連邦情報局に強奪された! 連邦は魔法惑星ボンジュイの秘密を手に入れたいのだ。己の中に本物の“彼”を宿すルウは困惑し――連邦の本拠地に乗り込んだのだが!?
<目次>
1〜9
あとがき

このシリーズはキャラの人数が多く、しかもすべて強烈な個性の持ち主ばかりなので、作者の制御を超えて暴走するらしく、なかなか予定通りに話が進まなくて、苦戦中の様子。
本のタイトルが『海賊王の帰還』でカバーがこれなのに、あわや本人が登場しないままに、3巻が終わってしまいそうだったとのこと(笑)



2003年

「レディ・ガンナーと宝石泥棒」
角川書店・角川スニーカー文庫
2003年3月1日発行
定価514円+税
イラスト:草河遊也


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★ローム王国行きの船上。 ゲルスタン事件で知り合った少女、ミュリエルの故郷を訪問するという気楽な旅に心弾ませていたキャサリンは、偶然駆け落ち話を聞いてしまう。 ロマンス小説のような一場面に、不思議な興奮を覚えた彼女だったが、まさかこの小さなエピソードをきっかけに、大がかりな宝石盗難事件に乗り出すことになるとは思わなかった!お馴染み四人の用心棒に加えて、宿敵(?)アンジェラも登場、絶好調のシリーズ第3作。
<目次>
1〜11
あとがき


「二人の眠り姫 暁の天使たち4」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2003年3月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★ルウの救出に向かったリィとシェラ。いきなり蘇ったキング。連邦情報局に潜り込んだ三人は互いの存在を知らぬが故に相手を容易ならざる敵と認識し――必殺の攻撃を繰り出した!
<目次>
1〜10
あとがき

またしても、あとがきは予定外の進行の遅れに、ごめんなさい、な作者の言い訳が(笑)
別にいいと思います・・・茅田さん・・・いちいち謝らなくても(爆)
カバーや予告と内容が多少違ったって、おもしろければ、すべて許されます(笑)
少なくともあたしはそうです。
「二人の眠り姫」のうち、一人、寝坊して起きてこず!(笑)
でも、「スカーレット・ウィザード」でできなかったこと、言えなかった言葉・・・
再会は果たしていないのに、心が繋がってると実感できる、女王と海賊のラブラブっぷりに大満足。

「女王と海賊 暁の天使たち5」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2003年7月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★ルウが復活しキングも帰還し女王は覚醒しダイアナも起動した。しかし“蘇生”のノウハウを切望する連邦情報局はキングを拘束、女王に<ダイダロス・ワン>の精鋭部隊をさし向けた! 
<目次>
1〜9
あとがき

よかったー。ほんとによかった!
あまりに照れ屋で不器用で恋愛下手な女王と海賊。肝心なことはいつも口にできなくて、ついに言わないまま、片方は死に、片方は目覚めるあてもない無期限の冷凍睡眠・・・どうなることかと思いましたが、ついに・・・。
「スカーレット・ウィザード」から、ずううううっと引っ張ってきた伏線に、ものすごく綺麗にオチがついて、涙ものです。
でも、いきなり夫婦喧嘩って・・・(笑)

「C★NOVELS オリジナルアンソロジー 2003」
中央公論新社・中公eブックス
2003年8月8日発行
非売品
電子書籍
★中公eBooks誕生記念キャンペーンとして行われた抽選で300名にC★NOVELS執筆陣(茅田砂胡、荒巻義雄、井上雅彦、千葉暁、三浦真奈美、横山信義)によるオリジナル書き下ろし短篇集(電子書籍)プレゼントの企画。
当選者にはPDFファイルのダウンロード方法が記載されたメールが送付され、電子書籍で読める短編集としてプレゼントされました。
この『C★NOVELS オリジナルアンソロジー2003』に収録されていた茅田さんの作品って、そういえば、何だったんだ?!と調べて見たら、
『宇宙一不幸な男』
でした。これは、すでに『舞闘会の華麗なる終演 暁の天使たち外伝1』に収録されています。

「天使の舞闘会 暁の天使たち6」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2003年11月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華








★「だから、おまえが迎えに来てくれ」とシェラに言い残し、リィは暴走するルウの元に跳んだ。たとえ二人の再会が『死』を意味したとしても……。暁の天使たち、シリーズ完結。
<目次>
1〜11
あとがき

・・・正確な意味では完結はしてません(笑) 暴れるだけ暴れてあとはどうなったんだ!? という話ですが、次の『舞闘会の華麗なる終演 暁の天使たち外伝1』で、きっちり続きが書かれているので、そちらもどうぞ。

「スカーレット・ウィザード プラス2」
中央公論新社・CNコミックス
2003年12月7日発行
定価1000円+税
作画:鈴木理華/原案:茅田砂胡
A5版


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★敵の罠にはまり、ケリーはサイコウェーブが創る過去の悪夢に捕われた! オリジナル・ストーリー完結篇。ケリーとミリィの出逢いを描いた短篇コミックも収録。
<目次>
スカーレット・ウィザード プラス2
スカーレット・ウィザード ゼロ
原案者から(茅田砂胡)
あとがき

罠かもしれないと知りながら、死んだはずのヴィヴ・ライアンの待つコロニー・デジデリオへと向かうケリーとダイアナ。なんと「スカレーット・ウィザード」でお馴染みの「あの人」(ダイアナに異常なまでの愛を注ぐ彼)も登場。
小説「スカーレット・ウィザード」の世界を舞台にしたコミックオリジナルストーリーの続編。
幼き日のケリーとミリィの出逢いを描いた短篇コミックス「スカーレット・ウィザード ゼロ」も収録。
もともとは「スカーレット・ウィザード」のノベルス版でイラストを担当した忍青龍さんの作品だけど、作者の体調不良と後に他の仕事が多忙になったため、1巻が出た後、長くそのままになっていたのを、次のシリーズ「暁の天使たち」(現在刊行中の「クラッシュブレイズ」シリーズも)でイラスト担当の鈴木理華さんが引き継いで2巻を完結させるという変則的な刊行になった。

「デルフィニア戦記 第吃堯(浪の戦士1」
中央公論新社・中公文庫
2003年1月25日発行
定価648円+税
解説:北上次郎


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『放浪の戦士 デルフィニア戦記1』の改題文庫化。 ノベルス(新書)版と本文はまったく同じ。
「それでは何のための文庫かと言いますと、沖麻実也さんの美しいイラストはノベルズの大きな魅力なのですが、年輩の方の中には時として、イラストがあると却って見づらい(買いづらい?)というご意見もあるようなのです。そこで、少し年輩の方々に向けて装丁をあらためて、イラストの入っていない文庫版のデルフィニア戦記を出してみようということになりました」(『海賊王の帰還 暁の天使たち3』あとがきより)
店主は、ノベルス版も好きですけど、ライトノベル色を払拭して、この素晴らしい作品が、より多くの年代の方に読まれるのであれば、幸せなことだと思います。まー、文庫の方が場所とらないし、外出先で読むのにもかさばらないしね(笑)

「デルフィニア戦記 第吃堯(浪の戦士2」
中央公論新社・中公文庫
2003年2月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『黄金の戦女神 デルフィニア戦記2』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第吃堯(浪の戦士3」
中央公論新社・中公文庫
2003年3月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『白亜宮の陰影 デルフィニア戦記3』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第吃堯(浪の戦士4」
中央公論新社・中公文庫
2003年4月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『空漠の玉座 デルフィニア戦記4』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第局堯^朸燭累衂隠院
中央公論新社・中公文庫
2003年6月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『異郷の煌姫 デルフィニア戦記5』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第局堯^朸燭累衂隠押
中央公論新社・中公文庫
2003年7月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『獅子の胎動 デルフィニア戦記6』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第局堯^朸燭累衂隠魁
中央公論新社・中公文庫
2003年8月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『コーラルの嵐 デルフィニア戦記7』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第敬堯‘依陲僚章1」
中央公論新社・中公文庫
2003年11月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『風塵の群雄 デルフィニア戦記8』の改題文庫化。



2004年

    「レディ・ガンナーと二人の皇子(上)」
角川書店・角川スニーカー文庫
2004年3月1日発行
定価495円+税
イラスト:草河遊也


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★「あんな<役立たず>を誘拐?」
仕事を失って浮かない顔の<ごちゃまぜ>のダムー、<猫>のケイティ、<蜥蜴>のベラフォード、彼らの目の前で突然ヴィンセントが連れ去られた!追いかけてみると、犯人はエルディア王国の大貴族。命を狙われているという皇子の身代わりになって欲しかったのだという。そんな勝手なと思いながらも、お金のない用心棒四人は引き受けることにしたのだが……。
その頃キャサリンもこの王国の奇妙な風習に頭を抱えていた。
シリーズ屈指の理不尽な事件に、信念のお嬢様、キャサリンの怒りが大爆発!?
型破りなお嬢様と、動物に変身できる風変わりな用心棒が繰り広げる痛快アドベンチャー。
<目次>
1〜10
あとがき

シリーズ第4作いよいよ開幕。今度の「お嬢様アクションコメディ」はちょっと大作。

「舞闘会の華麗なる終演 暁の天使たち外伝1」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2004年3月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★前作『天使の舞闘会 暁の天使たち6』で語られなかった脱出劇を描いた『嵐の後』と、ダンの息子ジェムが“母親の”ルウを探しに行くと言い出して大騒動になる『宇宙一不幸な男』の2篇を収録。
<目次>
嵐の後
宇宙一不幸な男
あとがき

あとがきで、茅田さんがお詫びを書いてらっしゃるように、全6巻のはずの『暁の天使たち』の6巻は、最終巻ではあるものの、いろいろ、「で、どうなったの???」という部分が残り、茅田さん自身も書き残したことがある、ということで、『嵐の後』は直接の続編というか後日譚なので、6巻とセットで読んでください、とのこと。
『宇宙一不幸な男』は、2003年の欄で紹介した『C★NOVELS オリジナルアンソロジー2003』に収録の短編。
育ての母親だと信じているルウが×××だと知らないダンの息子ジェムに、親離れをさせるために、身内のあの人が身体を張って、一芝居を打つお話。

「天使たちの華劇 暁の天使たち外伝2」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2004年7月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★天使たちとゾンビたちの平穏で平和で平凡な一般市民的学園生活――彼らの主観にかなり問題がないわけではない――を描いた「一般市民のすすめ」など中・短篇4作を収録した外伝2。
<目次>
一般市民のすすめ
常識の問題
ヴァレンタイン卿の災難
趣味の時間
あとがき

当初の予定では、<学園モノ>になるはずだった『暁の天使たちシリーズ』
普段の居場所は連邦大学(惑星ティラ・ボーン)で、普通に中学生として生活するはずだったリィとシェラだけど、相棒ルウの人類にとってあまりに危険で魅惑的な特殊能力と、いきがかり上絡むことになった怪獣夫婦がこれまたものすごい大物で、なおかつ異世界からついてきた(?)幽霊さんたちも超・物騒な存在ときては、おちおち平和な学園生活なんて、本編では無理でしたね(汗)
そのかわり・・・といってはなんだけど、この外伝2では、明るく楽しい学園生活が描かれています。あたしは、最後の『趣味の時間』が大好き。『デルフィニア戦記』から読んでいる人は、ラストシーンに涙がとまらないかも。

「クラッシュ・ブレイズ 嘆きのサイレン 」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2004年11月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★感応頭脳のダイアナが変調をきたし、船の進路を恒星に向けて加速を始めた! 辺境のクレイド星系に何が起きているのか? 期待の新シリーズ、一巻読切連作――いよいよ開幕!!
<目次>
1〜11
あとがき

新シリーズの名前は「クラッシュ・ブレイズ」
この「ブレイズ」は「炎(blaze)」のブレイズだそうな。
ぶっ壊す炎???(笑)なんだか、燃えるような赤い髪のあの人のことみたいだ。
『デルフィニア戦記』と『スカーレット・ウィザード』で解決のつかなかったことを、解決し、本来の状態でなかったものを元に戻すためのシリーズ・・・それが『暁の天使たち』だったような気がする。
で、すべてのメインキャラが完全復活した、このシリーズは、デルフィニア組、スカーレット・ウィザード組、そしてそれぞれの家族や関係者が、あるときはピンで、あるときはコンビで、あるときはトリオで、またあるときはオールキャストで、と様々な組み合わせで、トラブルを解決する1巻読みきりの連作という形式。
キャラクターの魅力や、それぞれの微妙な関係、感情が、よくわかって楽しいのだ。 最初のこの作品では、ケリー+ダイアナ+ジャスミン+ルウが主役。

「デルフィニア戦記 第敬堯‘依陲僚章2」
中央公論新社・中公文庫
2004年1月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『動乱の序章 デルフィニア戦記9』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第敬堯‘依陲僚章3」
中央公論新社・中公文庫
2004年3月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『憂愁の妃将軍 デルフィニア戦記10』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第敬堯‘依陲僚章4」
中央公論新社・中公文庫
2004年5月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『妖雲の舞曲 デルフィニア戦記11』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第敬堯‘依陲僚章5」
中央公論新社・中公文庫
2004年7月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『ファロットの誘惑 デルフィニア戦記12』の改題文庫化。



2005年

「レディ・ガンナーと二人の皇子(中)」
角川書店・角川スニーカー文庫
2005年2月1日発行
定価495円+税
イラスト:草河遊也


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★皇太子は作るもの!?―側室が産んだ男の子の中から優秀な子を皇太子に選び、その母親を王妃にする―このエルディア王国独特の皇太子レースをめぐる事件に、いい加減うんざりしていたキャサリンだったが、暗殺から一度は命を助けた皇太子候補の少年の秘密をダムーたち用心棒から聞き、ついに決意した。
「このまま黙って見ていることはできない!!」 奇妙で独善的な因習に、レディ・ガンナーが悪戦苦闘する、シリーズ屈指の大長編中巻。
<目次>
11〜21
あとがき


「スペシャリストの誇り」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2005年3月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★猟奇殺人事件の犯人ではと疑われるレティーがリィに申し出た不思議な<頼み>とは?
中篇「ファロットの美意識」ほか「ジンジャーの復讐」「深紅の魔女」の短篇2本を収録。
<目次>
ファロットの美意識
ジンジャーの復讐
深紅の魔女
あとがき

プロの殺し屋(レティシア)、プロの女優(ジンジャー)、プロの戦闘機乗り(ジャスミン)。 3人のプロフェッショナルの仕事へのこだわり、それを穢すものへの容赦なき報復、といったところでしょうか。このシリーズのキャラクターは誰もが、ある種のスペシャリストで、様々な本人にしかわからないこだわりと自分への高い要求水準が特徴といえば、特徴ですねー。それが一般人とはあまりにもかけ離れているため、そこに生じるギャップや誤解や侮り(一般人側からのです。女性や見た目が子供だから、まさかそんなことできないだろう、という)が巻き起こすいろんな騒動がある意味、このシリーズの面白さであるともいえる。

「嘆きのサイレン1 クラッシュ・ブレイズ コミックバージョン 」
中央公論新社・CNコミックス
2005年7月25日発行
定価1000円+税
作画:鈴木理華/原案:茅田砂胡
A5版





<目次>
嘆きのサイレン1
あとがき編
・『クラッシュ・ブレイズ』がコミックになった理由(2004年11月刊の投げ込みより再録)
(鈴木理華編/茅田砂胡編)
・あとがきコミック(鈴木理華)
・ないしょの話(茅田砂胡)
設定資料編

★クレイド宙域で宇宙船事故が多発していた。ケリーとジャスミンが調査を開始するが、なんとダイナアが変調をきたし……。
茅田砂胡の「クラッシュ・ブレイズ」シリーズの第1作「嘆きのサイレン」をノベルスのイラスト担当でもある鈴木理華さんが、かなり原作に忠実にコミック化。
美麗な絵柄で描かれる女王や海賊、金銀黒の三天使たちの活躍は小説のファンにも楽しいと思う。もちろん、一番の見所はダイアナだけど(笑)
『暁の天使たち』から鈴木さんの絵は、お馴染みだし、彼女の描くキャラを見ながらノベルスを読んでるわけだから、通常の小説のコミック化とは異なり、キャラのイメージが違う!!ということもなく、なんだかハッピーな感じです。
設定資料編では、パラスアテナ、クインビーなどの詳細なデザインが見られます。メカニック・デザインは相崎勝美さん。・・・って、あの相崎さん???すごいですねー。鈴木さんとモンコレつながりなのかな?(笑)

「ヴェロニカの嵐」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2005年7月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★体験学習のために、リィとシェラたち総勢12人は惑星ヴェロニカに降り立った――はずだった。しかし実際に放り出されたのは無人惑星だったのである! サバイバル・キャンプが始まった。 
<目次>
1〜11
あとがき

茅田砂胡版「サバイバル」?
現代の野生児リィと、この宇宙では文化レベルFと呼ばれるくらいの中世めいた世界デルフィニア出身のシェラ・・・嬉々として当たり前のように野外生活をしてしまう、ふたりの生活能力の高さが最高です。

「パンドラの檻」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2005年11月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★標的は彼の“過去”――身に覚えのない罪で見ず知らずの女性からケリーが告発された。濡れ衣なのはわかっているが……。元巨大財閥総帥にして元賞金首に仕掛けられた罠。姿無き敵の狙いとは!?
<目次>
1〜11
あとがき

今回は表紙でわかるように、なんだか珍しい組み合わせ。 「いっぺん死んだ組」(ケリー+ヴァンツァー+レティシア)大活躍です(笑)

「デルフィニア戦記 第孤堯‥狙發僚焉1」
中央公論新社・中公文庫
2005年1月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『闘神達の祝宴 デルフィニア戦記13』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第孤堯‥狙發僚焉2」
中央公論新社・中公文庫
2005年3月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『紅の喪章 デルフィニア戦記14』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第孤堯‥狙發僚焉3」
中央公論新社・中公文庫
2005年5月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『勝利への誘い デルフィニア戦記15』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第孤堯‥狙發僚焉4」
中央公論新社・中公文庫
2005年7月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『伝説の終焉 デルフィニア戦記16』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第孤堯‥狙發僚焉5」
中央公論新社・中公文庫
2005年9月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『遙かなる星の流れに(上) デルフィニア戦記17』の改題文庫化。

「デルフィニア戦記 第孤堯‥狙發僚焉6」
中央公論新社・中公文庫
2005年11月25日発行
定価648円+税


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★中央公論新社刊行のC★NOVELSファンタジア『遙かなる星の流れに(下) デルフィニア戦記18』の改題文庫化。
巻末に「山を登る亀―あとがきに代えて―」を収録。
副題は「小説ができるまで」とのことで、茅田さんにとって小説を書くというのが、どういうことなのかを例えた童話というか寓話のようなもの。
これは、ノベルス版18巻のあとがきとも違う文庫書下ろしの一文で、1巻の巻末の北上次郎さんの解説とこのあとがきのようなものが、文庫版だけで読めるもの。
小説自体の本文内容はノベルス版と全く同じなので、よほどのファンでなければ、ノベルスを持っていれば文庫版も買う必要はないかと思います。でも、このふたつの文章は一読の価値があると思うので、機会があれば読んでみるといいかも。



2006年

「大鷲の誓い デルフィニア戦記外伝」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2006年3月25日発行
定価900円+税
イラスト:沖麻実也


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★大国デルフィニアを代表する大貴族であり国王の縁戚でもある筆頭公爵家の総領と、地方貴族の子息ながら天才的な剣士。国王崩御という動乱の陰でふたりは戦う――未来を掴むそのために!
<目次>
1〜10
あとがき

「デルフィニア戦記」本編の重要な登場人物である国王の従弟サヴォア公爵ノラ・バルロとラモナ騎士団長ナシアス・ジャンペールの若き日の出会いと友情を描いた外伝。
最後の方に、本編の後日譚というか、王妃が別の場所で大暴れしている今、デルフィニアの面々は・・・という近況報告(?)のような部分があり、なんだか涙目になりました。

「レディ・ガンナーと二人の皇子(下)」
角川書店・角川スニーカー文庫
2006年4月1日発行
定価514円+税
イラスト:草河遊也


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★皇太子レースの雲行きが、さらに怪しくなってきた。
コルテス家の次期皇太子候補を狙っている一味はひとつではないらしい。
家の勝手で男として育てられ、未来の国王として尊大に振る舞うことしかできないフェルナンド。
こんないびつな少女だが、なんとかして救い出したいと思うキャサリンは、混迷の度合いを深める事態を打破すべく、異種人類たちと最後の手段に打って出た!
お嬢様の怒りがすべての闇を晴らす、大陰謀劇堂々の解決編。
<目次>
22〜35
あとがき


「嘆きのサイレン2 クラッシュ・ブレイズ コミックバージョン」
中央公論新社・CNコミックス
2006年5月25日発行
定価1000円+税
作画:鈴木理華/原案:茅田砂胡
A5版





★クレイド宙域をさまよいながら宇宙船を次々と航行不能に陥れ、サイレン――歌で船人を惑わす海の魔物――と呼ばれる艦を海賊と女王、そして最強の感応頭脳が追いかける!
「嘆きのサイレン クラッシュ・ブレイズ」のコミック化作品第二弾。
・・・ええっと・・・この2巻で完結するはずだったんだけど・・・
終わりませんでした(笑)
ってことで、3巻に続く。

「オンタロスの剣」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2006年7月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★中央銀河で絶大な人気を誇るトップモデルと舞台女優の卵。リィのまわりはなにやら華やかでにぎやかだった。一方、ルウは多数の大型肉食動物に囲まれレーザーで狙い撃ちされていた!
<目次>
1〜12
あとがき

ジンジャーが目をかけている女優の卵ベティのため、演技指導に協力する金銀天使のおおむね平和な学園生活と、『パンドラの檻』からの流れで、不老不死の野望のため、その不思議な力を利用しようと考える人間たちに狙われるルウという、対照的な事態が同時進行。
久しぶりに、オールキャストが協力し合っての、ガチンコな戦いが熱い。


「ソフィアの正餐会」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2006年11月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★上流階級のための全寮制学校に転入してきた金髪の美少年。そして銀髪の少女と黒髪の美少女。姿形は変わっても金銀黒の天使たちが集まれば……。平和な学園を舞台に密かに進行していた謎と陰謀とは?
シリーズ6作目。
<目次>
1〜11
あとがき

表紙の黒髪の女の子・・・誰だかわかる・・・よね(笑)
潜入調査のためとはいえ、またしても、コスプレ大会のような展開に。
でも、シェラの女装は、『暁の天使たち』の外伝以来で、うれしい。
同じ「クラッシュ・ブレイズ」シリーズの2作目『スペシャリストの誇り』は、レティシア、ジンジャー、ジャスミンの、スペシャリストとしての誇りというか、こだわりポイントについての連作だったけど、このソフィアの後半は、シェラの『スペシャリストの誇り』が存分に発揮されてて、面白い。その一家言もってる内容には少し問題はあるけど(笑)



2007年

「大峡谷のパピヨン 」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2007年3月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★盗難にあった『生き別れの相棒』を捜して、ジャスミンはパピヨンルージュと名乗り峡谷競走(キャニオンレース)に挑む。またたく間にスターダムにのしあがった女王の大胆不敵な奪還作戦とは!?
<目次>
1〜11
あとがき

まったく、どこででもトラブルに巻き込まれる人たちです(笑)
久しぶりに夫婦水入らずで遠出したのにね。
この巻の主役はとにかく、ジャスミン。
もう、ぶっちぎりの存在感で、シリーズの他の作品がかすむほどの大活躍。
あたしは、「クラッシュ・ブレイズ」の中で、いまのところ、これが一番のお気に入り。
戦闘機に乗ってるときのジャスミンは最高に魅力的だ。

「嘆きのサイレン3 クラッシュ・ブレイズ コミックバージョン 」
中央公論新社・CNコミックス
2007年3月25日発行
定価1000円+税
作画:鈴木理華/原案:茅田砂胡
A5版





★ルウの<天使の守護>とサイレンの<妖魔の誘惑>――ふたつの<歌>が満ちた宙域でファイナル・アタックは始まった。ついにサイレン篇、完結。
茅田砂胡書き下ろしシナリオによる読切中篇コミック『カウントダウン・ゼロ』を同時収録。

「ミラージュの罠」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2007年7月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★「きみはいったい何なんだ?」惑星ツァイスから来た短期留学生ダグラスは、リィに、何度もその問いを繰り返すことになる。故国の特殊部隊に命を狙われ、追い回されながらも――
<目次>
1〜11
あとがき

「クラッシュ・ブレイズ」シリーズ8作目。 『ソフィアの正餐会』で知り合った、リィを「モンドリアン」と呼ぶ上級生ダグラスくん再登場で、またもや事件に巻き込まれる天使たち。平和なはずの学園を舞台に、金銀天使は特殊部隊を相手に暗闘。リィ+シェラ、レティシア+ヴァンツァーの戦いぶりがすかっと爽快(笑)

「王女グリンダ(上)」
中央公論新社・中公文庫
2007年7月25日発行
定価648円+税
DTP:ハンズ・ミケ








★国を追われた王ウォル・グリーク。
常にその傍らで王座奪回に助力し、人ならざる働きで戦女神と称えられた少女グリンダ。
内乱から三年―王女としてデルフィニア王宮に迎えられたグリンダを狙い、伝説の暗殺者一族が刺客を放つ!
好評のうちに完結した「デルフィニア戦記」の幻のプレ・ストーリー「王女グリンダ」シリーズの1作目にして茅田砂胡のデビュー作『デルフィニアの姫将軍』を完全収録した決定版。
<目次>
機銑将
びっくりしました!文庫版。
大陸書房版『デルフィニアの姫将軍 王女グリンダ1』『グランディスの白騎士 王女グリンダ2』2冊合本にして復刊したのが、中央公論新社・C★NOVELSファンタジア版『王女グリンダ』なんだけど、これはファンの要望に応えて、全く当時のままの状態での再版。
やや年齢層の高い読者向けの装丁は『デルフィニア戦記』のときと同じで、イラストを抜いただけの、ただの文庫化でしょ?書き下ろしは「あとがき」だけでしょ?きっと。
と思い、あたしは、ノベルスを持ってるので、この文庫版は、安くなってからでいいや、と買ってなかった。
それが・・・今回、この年表を作るために、全部の作品をチェックしたり読み返したりしていて、この文庫と同時に刊行されたノベルス『ミラージュの罠 クラッシュ・ブレイズ』のあとがきに、気になる一文を発見。
「懐かしいと言うより、恐ろしいくらい昔の本なので、読みやすいように直してみました」
ええっ!?
で、慌てて文庫版を入手。カバー背表紙の紹介文に、「『デルフィニア戦記』のプレ・ストーリー決定版」とは書いてあるけど、本文巻末には、「『王女グリンダ』として小社よりC★NOVELSファンタジアに収録されたものを分冊し文庫化しました」としか書いてないし、どこにも「加筆・訂正」の文字はない。で、読んでみたら・・・
これはもう、「全面改稿」のレベルなんですけど!?(大汗)
確かに、ストーリーや登場人物などは全く変わってない。
でも、すべて書き直したといってもいいくらい、細かいところに手が入ってます。
表現、語尾、言い回しの変更、ページ内での文章の前後の入れ替え、ちょっとした台詞や比喩の追加ですが、この長い話の全部にそれがなされているということは、いくら本人が書いたものとはいえ、15年前の作品、新たに2冊書いたのと同じくらいの労力じゃなかったかと思います。 すごいです!文章のテンポや雰囲気が格段に良くなってる。
中公さん・・・この部分をもっと強調して宣伝してあげられなかったのか・・・。
砂胡マニアなら、ノベルス持ってても、文庫を読む価値あります。
と、あたしが代わりに宣伝しておこう(笑)

「王女グリンダ(下)」
中央公論新社・中公文庫
2007年7月25日発行
定価648円+税
DTP:ハンズ・ミケ








★南方の新興国家グランディスからグリンダに第一王子の妃として婚姻の申し入れが。 継承権を持たぬ王女を望む先方の思惑はどこに? 策謀の臭いをかぎ取った王女はシェラを伴いグランディスに乗り込むのだった。 好評のうちに全十八巻をもって完結した「デルフィニア戦記」の幻のプレ・ストーリー、「王女グリンダ」シリーズの2作目『グランディスの白騎士』を完全収録。
<目次>
1〜11
あとがき


「C★N25<C★NOVELS創刊25周年アンソロジー> 」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2007年11月25日発行
定価1600円+税
C★NOVELS編集部・編






★大石英司・荻原規子・茅田砂胡・佐藤大輔・千葉暁・森博嗣・横山信義ら人気作家が一堂に!小説、イラスト、コミック、全て書き下ろしの816ページ。25年が育んだエンターテインメントの結晶。
C・NOVELS25周年を記念した書き下ろし短編小説とイラストレーション、コミックからなるアンソロジー。
<目次>
[イラスト・ギャラリー]
鈴木理華/沖麻実也/椋本夏夜/木々/椎名優/由貴海里/ひたき/桃川春日子/金田榮路/三好載克/士郎正宗/安田忠幸/佐藤道明/高荷義之/生頼範義/西口司郎/東雲騎人/獅子猿/Wolfina/小林智美/皇なつき/小島文美/深遊/岩崎美奈子/山本ヤマト/伊藤明十/鹿澄ハル/カズアキ/那知上陽子/高里ウズ/吟鳥子/相沢美良/鳥子/凪かすみ/香坂ゆう/柴倉乃杏/田口順子
[短篇小説]
荒巻義雄 花嫁 イラスト:森流一郎
誉田哲也 最後の街 イラスト:藤田新策
定金伸治 黒猫非猫(くろねこねこにあらず)――ユーフォリ・テクニカ0.99.1 イラスト:椎名優
横山信義 闇の底の狩人 イラスト:佐竹政夫
太田忠司 予告探偵 カタコンベの謎 イラスト:エヴァーソンともこ
佐藤大輔 猫たちの戦野――皇国の守護者外伝 イラスト:獅子猿
鯨統一郎 ハードボイルドごっこ イラスト:直江まりも
谷 甲州 高射噴進砲隊――覇者の戦塵 イラスト:佐藤道明
森 博嗣 ナイン・ライブス――スカイ・クロラ番外篇 イラスト:西尾鉄也
花田一三六 帰郷――曙光の誓い後日譚 イラスト:金田榮路
三木原慧一 我等が猫たちの最良の年 イラスト:牧野千穂
千葉 暁 砕牙――聖刻群龍伝 イラスト:三好載克
大石英司 神隠し谷の惨劇――サイレント・コア番外篇 イラスト:安田忠幸
多崎礼 夜半を過ぎて――煌夜祭前夜 イラスト:山本ヤマト
九条菜月 エルの遁走曲(フーガ)――オルデンベルク探偵事務所録外伝 イラスト:伊藤明十
篠月美弥 還らざる月、灰緑の月――契火の末裔外伝 イラスト:鹿澄ハル
海原育人 絶対不運装置――ドラゴンキラーありますその後 イラスト:カズアキ
荻原規子 彼女のユニコーン、彼女の猫――西の善き魔女番外篇 イラスト:桃川春日子
井上祐美子 黒白(こくびゃく) イラスト:佐藤美絵
三浦真奈美 あれから3年――翼は碧空を翔けて イラスト:椋本夏夜
駒崎優 市場にて――バンダル・アード=ケナード イラスト:ひたき
宝珠なつめ 猫と三日月――熱砂の星パライソ外伝 イラスト:柴倉乃杏
柏枝真郷 ノッブスの十戒――PARTNER-EX イラスト:高里ウズ
茅田砂胡 がんばれ、ブライスくん!――デルフィニア戦記外伝 イラスト:沖麻実也
[25周年祝賀コメント]
西村京太郎/柘植久慶/森村誠一/今野敏/風間賢二
[コミック]
飯島祐輔 いつか金だらいな日々――轟拳ヤマト外伝
鈴木理華 スペインイタリア珍道中
桃川春日子 秘密の女王会議 原作:荻原規子『西の善き魔女』
鈴木理華 シンデレラ――クラッシュ・ブレイズ コメディ・バ−ジョン 協力:茅田砂胡
[特別企画]
●C★NOVELSの25年
 荒巻義雄インタビュー 私とノベルスの25年
 C★NOVELS、その栄光の軌跡
 C★NOVELS刊行全点リスト
●特別対談 森博嗣×荻原規子
●C★NOVELS大賞特集
 歴代大賞受賞者は語る――C★NOVELS大賞受賞者アンケート
 C★NOVELS大賞とるには座談会〜傾向と対策〜
●翻訳ファンタジー特集
 翻訳シリーズ誕生前夜 駒崎優氏インタビュー
 魅惑の翻訳ファンタジー座談会

茅田さんの作品は、『デルフィニア戦記外伝 がんばれ、ブライスくん!』
えーと。誰だっけ?ブライスくん?(笑)
同じく『デルフィニア戦記外伝 大鷲の誓い』の最後の方に登場する、バルロの庶子ですね。
14歳にして突然できた父に引き取られ、ティレドン騎士団の見習いとなり、国王に続く最高位といえる貴族の家で暮らすようになり、そこには、父との間に双子をもうけたばかりの義理の母ロザモンドがいるわけですから、それはいろいろ大変かと思います。『夜の展覧会』のあとがきによると、「頑張っているんだけど、ちょっと気の毒な、けれど微笑ましい少年の成長物語」とのこと。ナシアスファンは楽しいんじゃないかな。
『暁の天使たち』『クラッシュ・ブレイズ』シリーズのイラスト担当で、もはや名コンビといえる、鈴木理華さんは、同じく『夜の展覧会』のあとがきに書かれていた茅田さんとのイタリア・スペイン取材旅行記と、『クラッシュ・ブレイズ』メンバーによるシンデレラという爆笑ショートコミックの二本立て。

「夜の展覧会 クラッシュ・ブレイズ」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2007年11月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華








★300年前に描かれたルーファの絵と『まだ見ぬ黄金と翠緑玉の君』に残された遺書。
リィはその絵を「おれのものだ」と判断した。
しかしこの直後、かの名画が美術館からこつぜんと消失――!
<目次>
1〜11
あとがき

『スカーレット・ウィザード外伝 天使が降りた夜』で、初登場した、とても魅力的なエピソードでもあったドミニクの『暁の天使』という絵画。もちろん、この「クラッシュ・ブレイズ」の前シリーズである『暁の天使たち』というシリーズ名もここから取られた名前だと思われますが、ついにそのドミニクの絵自体をめぐる盗難事件の解決に、当の天使と、黄金と翠緑玉の君が乗り出すというかたちで、再び登場。



2008年

「サイモンの災難 クラッシュ・ブレイズ」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2008年3月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★「きみ、映画に出てみないか?」サイモンは冷たく整った美貌の少年に声をかけた。狷脳明晰な犯罪者瓩量鯤舛砲圓辰燭蠅両年に。サイモンのこの無謀な行動が恐ろしい事件を未然に防いだのか?
<目次>
1〜10
あとがき

おなじみのキャラクターが、ときにはピンで、ときには様々なカップリングで、いろんな事件やトラブルを解決する(たまに本人たちが事件を巻き起こしてる気もする)のが魅力の「クラッシュ・ブレイズ」シリーズ。今回は映画がテーマということで、なんとメインは、ヴァンツァー×ジンジャーという異色の組み合わせ(笑)

「マルグリートの輪舞曲」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2008年7月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★フットボール部のキアランがデートに誘った金髪美女は? ジンジャーが芝居に誘った「友人」とは? ジャスミンがあっさり誘拐された? ストーリーが絡み合う三話構成で送る中篇集。
<目次>
優しい狼
初戀の詩
怪獣の宴
あとがき

あのー・・・表紙のめったやたらにゴージャスな美女3人って誰だかわかりますか?(笑)
あとがきに書かれているように、今回の作品は事実上、「デート三部作」(笑) 気合いの入ったデートをすることになった、リィ、ヴァンツァー&ジンジャー、ジャスミン&ケリーのそれぞれの事情を描いた中編で、単独でもおもしろいけど、3つの話が少しずつリンクして、ひとつの大きなお話になっているという凝った構成。全体としてのタイトルが『マルグリートの輪舞曲』ということですね。同じデートという主題を違う主人公で描き、同じシーンが別の登場人物の目線で繰り返し出てくるというのは、まさに輪舞曲(ロンド)で、すごいなあ、と思いました。

「追憶のカレン クラッシュ・ブレイズ」
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2008年11月25日発行
定価900円+税
イラスト:鈴木理華


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★シェラがセントラルで突然、行方不明となった。直前まで行動を共にしていたと思われる少女が死体で発見され、シェラの生死もまた絶望視された。しかしその直後、リィはアルフォンスと名乗る紫の瞳の少年の存在を知らされた。これは偶然なのか? それとも……。ルウのカードが真実を語るとき、隠された陰謀が浮かび上がる!
<目次>
1〜15
あとがき

『クラッシュ・ブレイズ』シリーズの12冊目。
リィとルウの絆は、常人には計り知れないほど強いものだけど、リィとシェラの繋がりは、それに勝るとも劣らないことをひしひし感じるお話。リィ+ルウ+女王&海賊夫婦によるシェラ奪回大作戦。



☆茅田砂胡作品年表☆(1992〜2001年)こちらから。

☆茅田砂胡作品年表☆(2009年〜)こちらから。


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