伝説おとぎ話集(フェリックス・サマリー編)
11刷
ほるぷ出版
1988年7月20日発行
定価:新刊としてはセット販売(8万9200円)のみ
170×127mm ハードカバー 
<商品の状態:良好・函つき>

★原題「The Traditional Faery Tales」1845年

ヘンリー・コール卿は、ヴィクトリア朝時代、数々の公益事業に貢献した、優しく精力的でダイナミックな人物。
女王の夫君アルバート公の親友で、「ロイヤル・アルバート・ホール」の建設を提案したのも彼であり、ロンドンで開催された世界最初の万国博覧会で、その手腕を発揮、「1ペニー郵便制」の採用、王立音楽学校やスクール・オブ・デザインの基礎を作ったのもコールであった。
彼が児童書の世界で果たした役割も大きい。
この本の編集者で、「子どもたちの愛情、空想力、鑑賞力を涵養するために」、有名な『家庭宝典』シリーズを創刊したフェリックス・サマリーは、コールのペンネームである。
当時、子どもの本は、「ピーター・パーレイ」の作品に代表されるような、真面目で教育的な本で満たされ、昔話や伝承文学の類が手に入りにくくなっていたことを、8人の子どもの父として、残念に思っていたからだ。
この本は、それぞれ単独で発行された「家庭宝典」シリーズの中の「赤ずきんちゃん」「美女と野獣」「ジャックと豆の木」の3篇を1冊に合本したもの。
コールは、内容の質的向上だけでなく、「子どもの心をひくには、芸術的に最低の絵でも十分だ」という当時の考えに反発し、美しさにも気を配ったため、木版画で手彩色された絵はとても素晴らしい。
「美しさに対する鑑賞眼を養うために」と現代一流の画家だけでなく、昔の巨匠たちの挿絵も使うことにし、この本では王立美術院の3人の会員、T・ウェブスター、J・ホースリー、C・W・コープが挿絵を描いている。

(サブ画像で、函とカットの一部を紹介しています。
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★この本は、「オズボーン・コレクション<全34冊+付録+解説・絵本ガイド>」というセットの一部です。
バラのものが入手できれば、別途出品しますが、この商品については、分売できませんので、ご了承ください。
(単品では注文できないように売り切れ表示が出ていますが、セットのご注文は承っています)

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