蒼天航路<全18巻>(原案・李學仁/漫画・王欣太)
Category : 三国志の本
すべて重版
講談社漫画文庫
2004〜2011年発行分
定価(全巻で)13,330円+税
<商品の状態:並やや下(1巻ページ一部小しわ、9巻本体ヤケ小口よごれ)〜並(本体微やけ)〜並上>

★悪党と言われてきたものは、本当に悪党なのだろうか。
善玉と言われてきたものは、本当に善玉なのだろうか。
2000年近くもの間、何十億という人々から常に悪態をつかれ、その悪名はアジアを超えて世界にも鳴り響いた男、
曹操孟徳。
舞台は中国後漢末期から三国時代。
国家は病み、大乱世の予兆うずまく中国。
歴史は三人の男を世に送った。
莚織りの男(劉備玄徳)
将軍の息子(孫権仲謀)
そして、宦官の孫(曹操孟徳)
曹操は、三人の中で、「最も人に興味を示した英雄」であった。
しばしば「乱世の奸雄」という呼ばれ方をする曹操だが、その実は、むしろ「破格の英雄」・・・人の知恵では測りきれない人物だったのではないか。
『三国志演義』という「物語」が、あまりにもよくできていたために、義兄弟としての劉備、関羽、張飛の友情、諸葛亮孔明の知略、後に神と崇められるほどの関羽の武勇など、蜀サイドのエピソードばかりが世に知られ、敵役としてのイメージが定着してしまった曹操。
だが、多くの人々と交わり、愛し愛され、敵味方ともに人心を惹きつけ、思想・行動共に、常人の理解の域を遥かに超えた「破格」の人としての曹操は、とてつもなく魅力的だ。
『三国志(正史)』を基に、阿瞞と呼ばれた幼少時代から、その死までを、壮大に鮮烈に描き出した「三国志」モノの傑作漫画。
これを読まずして、「三国志」は語れない。
単に、曹操(魏)側の視点で描いたという作品ではなく、蜀、呉のみならず、すべての人物が、それぞれの信念の下に個性豊かに生き生きと描かれている。
武将として、文人として、男として、友として、人間としての曹操を極限まで語りつくしながらも、ひとつの思想、信念、国、人物によらず、多義的な視点をしっかりと持った物語は、乱世を懸命に生きた人々の群像劇として最高に面白く、読後感は北方謙三の小説「三国志」に似た印象を持った。
この作品を読んで、ずいぶん好きなキャラクターが増えました。
曹操、荀、夏侯惇、張遼、郭嘉、程─甘寧などなど。
あまりにも人間的に大きく描かれた曹操に対比するためか、諸葛亮孔明が、通常のイメージとは全く違う、ぶっとびキャラになっているとこが、多少、賛否両論ありだそうだけど、こんなに読み応えのある漫画は、そう生まれないだろう、というのには変わりはない。

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