ファロットの休日 クラッシュ・ブレイズ(茅田砂胡)
初版
中央公論新社・C★NOVELSファンタジア
2010年7月30日発行
定価900円+税
<商品の状態:並上>

★レティシアは至って気楽に声を掛けた。
「よう、ニコラ。久しぶりじゃん」
はじかれたようにニコラが飛び上がった。悲鳴を上げなかったのが不思議なくらいの過剰反応だった。ニコラがこれほど恐怖を覚え、緊張しているのには理由がある。レティシアは小柄で陽気で気さくな性格で、まさにどこにでもいる典型的な少年の一人だが、その正体は殺人鬼である。
「その・・・誰か紹介してもらえないかな。こういうことに慣れていて、秘密厳守でうまく処理してくれる人」
「ひょっとして俺を犯罪組織の構成員かなんかと勘違いしてねえ?」
ニコラの眼が丸くなる。
「・・・違うの?」
連続猟奇殺人事件の犯人(!)だったニコラが、被害者(!?)だったレティにまことに大胆な頼み事を?
クラッシュ・ブレイズ、これにて終幕。

<目次>
レティシアの場合
ヴァンツァーの場合
あとがき

『クラッシュ・ブレイズ』シリーズの16冊目は、ついに最終巻?!
前作、「オディールの騎士」のあとがきで、「久しぶりに漢字の名前のお話が書きたくなった」ということでシリーズの休止と新作への着手を宣言した茅田さんだけど、新シリーズに取りかかる前に、いったん、この「クラッシュブレイズ」を終了させることにしたらしい。。もちろん、「金銀天使にも赤黒ゴジラにももっと暴れて欲しい」と思っている作者さんなので、これで全くの完結ではないようだけど、一旦区切り。
最終巻の主役は、レティシアとヴァンツァー。
「レティシアの場合」は、『スペシャリストの誇り』に収録されている「ファロットの美意識」の続編。
「ヴァンツァーの場合」は、彼が街で偶然知り合った盲目の美少女にまつわる事件に巻き込まれるお話。美少年の面目躍如の大活躍で、ヴァンツァーのファンは必読の一話。
*この本は現在『クラッシュ・ブレイズ』シリーズ全16巻として出品中です。

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